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VINTAGE NIKE(ナイキ)ロゴの種類

はじめに

ナイキのトレードマークである「NIKEの文字とスウォッシュの組み合わせ」は1970年の中頃から使われ始めました。ナイキ設立の当初はNIKEの文字が筆記体だったみたいですが、当時ものはほとんど残っていないません。ヤフオクなど個人売買サイトに登場すると、状態が悪くても非常に高い価格で落札されます。死んでしまうその前に一度は所有したいアイテムだと思います

話はそれましたが80年代に使われていたロゴを紹介したい思います

ブロック体ロゴ

ゴシック体ロゴ

今でも、使われている「ブロック体ロゴ」のタイプになります。このスウォッシュを見ただけでナイキと分かります。この画像のロゴは「80年代のオレンジタグ」に使われていたものですが、現在のロゴと変わらないデザインだと思います。90年代になるとスウォッシュだけのロゴが登場し、そのウエアをきた人たちでいっぱいになったそうです

ゴツナイキロゴ(BLOCK BUSTER)

ゴツナイキ(中期)
ゴツナイキ(中期)
 ゴツナイキ(後期)
ゴツナイキ(後期)

アメリカでは「BLOCK BUSTER」と呼ばれています。日本では「ゴツナイキ」と呼ばれ、文字のデザインに丸みがなく直線的なデザインに統一されています。

ゴツナイキは70年後半~80年代前半位まで使われていますが、その数年間で3回ロゴが若干変わっています。

ゴツナイキ初期の画像はありませんが、初期ロゴは中期のデザインより文字がスリムで「K」のデザインが若干違います。

ゴツナイキ中期は初期ロゴと比べて全体的に横長になったと思います

ゴツナイキ後期は中期と比べて全体的にすっきりしたイメージで、特徴的なのが「N]のデザインがよく見ると異なります。「N」の下の部分がとがっています

やはりゴツナイキ初期のタイプが一番数が少ないと自分は思います。70年代後半~80年代初め位までの数年しか世に出回っていないため(しかも3パターンもあるので)3タイプを揃えるのは困難と思います。何年か前にゴツナイキの復刻版が登場していますが、オリジナルのゴツナイキと比べると雰囲気が異なるので別物と考えたほうがいいと思います

カマボコナイキ

 カマボコナイキボックスタイプ
カマボコナイキボックスタイプ

カマボコナイキは縁取りタイプとボックスタイプ(画像参考)の2種類があります。NIKEのロゴ上部がカマボコの様な湾曲を描いていることからその名前が付いたと思います。カマボコナイキ(縁取りタイプはTシャツなどのプリント柄でよく見られます。カマボコナイキ(ボックスタイプ)はウインフォブレーカーやジャージなどの胸に付く縫い付けタイプが多いと思います

このカマボコナイキも数回、復刻のデザインが出されています

縦ナイキ

スニーカーヒール部プリントされた縦ナイキ

由来は文字が縦文字なので「縦ナイキ」

80年代初期のスニーカーヒール部分にプリントされていると思います。上画像は82年製のスニーカーにプリントされた縦ナイキです。他にもアパレルラインのプリントに使用されています。縦ナイキの原点はこの80年代のスニーカープリントから始まったと思われます

連続ロゴ

3連ロゴ
3連ロゴ

3連ロゴ

連続でNIKEのロゴがあるので連続ロゴとなります。画像は3連ですが、4連ロゴのほうが有名だと思います。多数連続デザインもあります。画像の3連続ロゴは紺タグの付いたロングスリーブTシャツのデザインです

風車ナイキ(Sunburst又はPinwheel)

タグのロゴより

この画像はタグの画像になります。8っのスウォッシュからこの形ができています。フロントに大きな風車のロゴをプリントしたTシャツが最も有名で、復刻版も存在します。また、ジャージやナイロンパーカー(Nylon pullover)の左胸にワンポイントのウエアも存在します。オリジナルの風車タグであればほぼ、8割、9割は70年代後半のウエアだと思います。「オリジナルの風車タグ」もしくは「オレンジタグでBODYに風車のデザイン」があれば非常にレアリティの高いアイテムとなります。復刻版のTシャツも人気があるのである程度の価格が付いています。普段着には復刻版を着用し、オリジナルは観賞用にするのがいいと思います

筆記体ロゴ

オリジナルは実際に一度も見たことがありません。

筆記体ロゴ(フロントプリント)Tシャツは数がほとんどないと思います。
種類はナイキ製(タグが筆記体)、 社外タグ(チャンピオン製、 スポーツウエア製)くらいだと思います。復刻版のTシャツはよく見ますがそれとは価値が異なります。

ヤフオクで筆記体タグ、ワンポイントに風車のジャージを見たことがあります。

これこそスペシャルなアイテムです。「ナイキの絶滅危惧種」とでも言っておきましょう

最後に

ビンテージスニーカーでも言えることですが、オリジナル風車デザイン(タグを含む)やオリジナル筆記体ロゴ関係は骨董品扱いであり、着用には向いていません。これからもきっと価値が上がり続けるもしくは価値が下がることはないので、是非GETして見せびらかしてほしいです。ブログでもいいので是非公開してください。