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NIKE (ナイキ)のタグで年代を判別する方法

はじめに

ナイキと言えば、スニーカーを思い浮かべると思います。

日本でもナイキはとても人気のあるブランドで、スニーカーの愛好者が多数存在し、価値のあるスニーカーはプレミア価格になることもあります。

あまりにもNIKEのスニーカーが有名であるため、ウエアの存在が目立たないポジションにいる様に見えますが、ウエアのコレクターも世界には多数存在します。

ウエアもスニーカーと同様に歴史があり、年代によってデザインの異なったTAG(タグ)が付いています。

創立から半世紀経った今、タグでナイキの歴史を振り返ってみたいと思います

Pinwheel tag (風車タグ)

70年代後半~80年代前半

Pinwheel tag (風車タグ)はプリントタイプ(画像上)と刺繍タイプがあります。復刻で似たような物が出ていますが、このタイプがオリジナルになります。40年以上前のタグになるので、洗濯で表示が消えていたり、タグが切れてなくなったりして良好な状態のタグはあまり見ることができません。このタグが付いているだけで、価値があるとてもレアリティの高い物となります。風車タグが付いている商品は着用するというより、所有するアイテムであり一部のマニアのコレクションとして非常に人気のある物となります。

Orange tag (オレンジタグ)

70年代後半~80年代前半

Orange tag (オレンジタグ)もプリントタイプと刺繍タイプがあります。こちらは風車タグほどではありませんが、希少価値のあるタイプです。「MADE IN U.S.A」のウエアは非常に人気があります。台湾製のウエアも存在しますがアメリカ製ほど希少価値はありません。

Navy tag (紺タグ)

80年代前半~80年代後半

Navy tag (紺タグ)もプリントタイプ(画像上)と刺繍タイプ(画像下)があります。このタグになるとデザイン、数も豊富になり比較的価格も安くなるので、ナイキビンテージウエアの入門として非常にお勧めだと思います。とはいえこのタグが付いたジョーダンシリーズは非常に人気があり、今でも高価格で取引されています。アメリカ製のほかに台湾製、香港製、日本製、UK製、カナダ製などがあります。UK製はまれにみますが、カナダ製はほとんど見たことがありません。

Gray tag (グレータグ)

80年代後半~90年代前半

Gray tag (グレータグ)も同様にプリントタイプと刺繍タイプ(画像上)があります。紺タグよりも数が豊富なので、古着好きな人にお勧めの年代だと思います。もしかしたら、近所に古着屋さんで発見できるかもしれません。アメリカ製の他に、日本製、インドネシア製などがあります

ナイキのビンテージと呼ばれるのはGray tag (グレータグ)までが一般的です

White tag(白タグ)

90年代後半〜00年代

White tag (白タグ)は画像上のスウォッシュが赤色のモノが多いです。Silver Tag(銀タグ)とも呼ばれていますが、どちらが正しいかは不明です。画像にはありませんがプリントタイプのタグも存在します

00年以降のタグ

00年代中期〜00年代後期?

White tag (白タグ)次がこのタグだと思います。このタグは確実に90年代ではありません。主な特徴はサイズが四角で囲まれている事です。このデザインは白/黒のツートンカラーになっていますが、単色の黒色タグも存在します

00年後期?〜

この年代になると一般的なレギュラー古着になるので詳しい年代がわかりません…あまり気にしていなかったので

購入時に付いているタグのJANコードを調べると詳しい詳細が分かるかもしれません。2000年以降のタグに詳しい方いましたら教えてください!

最後に

他にもたくさんナイキのタグはありますがグレータグ(90年代)までがビンテージナイキ(OLD NIKE)と呼べる商品ではないでしょうか。

その他には、Tシャツはヘインズでプリントはナイキの物などの社外BODY品も多数ありますが、ナイキタグで見ると、今回紹介した4種のタグがナイキビンテージの基本だと思っていいと思います(NIKE社となる以前のブルーリボンスポーツ社製のBRSタグもありますが、ほとんど見かけることはなくなりました)

人気のあるデザインは少し値段は高いですが、BOYSサイズやレディースサイズになると価格がリーズナブルになります。また、商品の状態によっても価格が変わってくるので、購入する際は「着用するのか」「コレクションにするのか」目的を決めて購入するといいと思います

それでは、よいナイキライフをお過ごしください!